この記事では給食調理員の副業が可能かどうか?おすすめの副業は何?という疑問に答えていきます。
私自身調理員時代低収入を補うために副業をしていた時期がありましたし、同僚も家族持ちを中心にかなりの割合で副業していました。
主に私の経験から書いているので主観も強いですが、こんな方のお役に立てればいいなと思いまとめています。
- 今給食調理員をしていて副業を検討している人
- 調理員をしながら副業をしていて、きつい・もっと収入を増やしたいと感じている人
- これから給食調理員になりたいけど、副業ができるのか知りたい人

副業は可能?
会社側が禁止していないことが多い
給食調理員の会社は副業を禁止していないところも多いです。
私の場合1社目は副業を禁止していないどころかちょっと推奨している感じでした。これは「給料安いけど上げられないから自分でがんばって」というニュアンスです。(すごい業界ですねw)
2社目は一応副業禁止という形でしたが家族持ちはほとんどみんなバイトしていました(公言していました)。20代や30前後など若い人が多かったですが、年齢を重ねると体力的にもきついです。実際バイト組は今後家族を養えないという理由でみんな他の飲食業などに転職しました。給食業界は公務員以外は年数重ねてもほとんど昇給しないので…。
時間帯的に十分可能
学校給食は夕方4時には終わるのでバイトの選択肢は普通の会社員より広いです。勤務地によりますが5時か6時頃からバイトに入れるので。
多くの仕事では責任者になるとさすがにバイトは難しいことが多いですが、給食の場合その現場の責任者(チーフ)になっても十分副業可能です。残業がゼロだからです。実際私のいた会社でもチーフやセンター長でもみんなバイトしていました。
初心者はきつい
学校給食初心者は慣れるまでは体力的にきついと思います。どうしてもやるなら平日1日+土日どちらか1日くらいがいいかと思います。
おすすめの副業バイト
ファミレス・居酒屋・ラーメン屋
上司や同僚がしていたバイトがこのあたりです。やはり同じ調理系だと仕事内容的には楽ですよね。
給食センターの男性社員の同僚たちはみんな深夜0時や2時までのシフトでやっていて翌日きつそうでした。個人的には身体を壊さずに続けるなら夕方6時~10時とかで週半分くらいが限度かなと思います。
ちなみに「バイトだと楽しい」というのがみんなの口癖でした。これはどういうことかというとみんなバイト先で「社員にならないか」と誘われていたからです。ですがまさに「バイトだから楽しい」んですよね…でも本当にバイト先に転職するのもありだと思いますし、いざという時の保険という意味でいいかもしれません。

実際バイト先にではないですが、給食を辞めた後飲食店に転職した同僚や先輩が何人かいました。こういったプランを視野に入れているならバイトでも飲食店の仕事を続けているのはいいと思います。やはり給食という特殊な業界だけやって歳重ねるといざ店舗の仕事に慣れるのが難しくなると思うので。
実は私もファミレスを掛け持ちしていたことがあるのですが、体力的に厳しくすぐ挫折しました。立ち仕事&立ち仕事はきつかったです。他の同僚が続けられているのが不思議でした。
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以下おすすめポイントです。
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業界全体で人手不足の中、調理経験者はどこも欲しい人材として歓迎される傾向があります。
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コールセンター
他にやっている同僚はいませんでしたが、私はコールセンターでバイトしていました。夕方5時から10時までなどです。
動機は昼間立ち仕事なので、座りたい&夏涼しいところがいいの2つでした。コールセンターはけっこう夕方から入れる求人が多いですし、都市部なら意外と近場で発見できたりします。時給も高め(悲しいことに本業の時給換算より高かった…)なので興味があれば探してみてください。
※ただし未経験の場合基本落されると思った方がいいです。20代半ばだったので採用されましたが、その前に数社落ちました。
24時間受付の仕事なら仮眠付きの深夜パターンとかもありますが、さすがに昼間死にそうです。でも本当に生活がピンチになったら高時給なのでアリですし、土日フルで稼ぎに行くという手もありそうなのでコールセンター経験者になっておくのは個人的におすすめです。

Web系の内職を自宅で
私は調理師から転職して現在IT系企業でWeb制作の仕事をしています。というのもあってこれは完全に個人的おすすめになってしまうのですが、Web系の内職はけっこう楽しいのでおすすめです。
「CrowdWorks」などクラウドソーシングでライターやアンケートに答えるなど誰でも始められる仕事があります。金額という点ではあまり稼げませんけど、アルバイトしにいくと昼間の調理中に支障がでるのが心配という人はいいかもしれません。
自宅で気が向いたときにサイトにアクセスしてやりたいものを選ぶだけです。単価は安くても積もれば数万にすることが十分可能です。イラストなど得意なものがあれば、簡単なものからはじめてだんだんスキルが上がりまとまった金額を稼げる人もいます。
大きく稼ぎたいなら動画制作やブログでの広告収入なども候補かと思いますが、成果が出始めるのに時間と労力がかかります。バイト感覚ではなく本業より本気でやるくらいやり込まないとまとまった収入は発生しないです。
※Webサイトを使ったアフィリエイトは少し前から法人が続々と本気で参入していますしその勢いは全く衰えていません。(実際私の会社でもアフィリエイト絡みの問い合わせや案件など多いです。)
専門家ではない個人が初心者から稼ぎ続けるのは超難関になりつつあるので副業感覚としてはあまりおすすめできません。楽しみながらあわよくばお小遣いを稼げたらいいなという感覚ならアリだと思います。
以上給食調理員の副業について簡単にまとめてみました。家族がいる方は副業は避けられないことが多いと思いますが、身体だけは壊さないように自分に合ったスタイルを探してみてください。


