【年収アップだけじゃない】調理・飲食業で転職エージェントを使うべき本当の理由

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なぜ使う?飲食業界転職エージェント。ビルと女性。

最近は飲食業専門のエージェントの人気が高まっていることもあって、初めて利用してみようという方も多いと思います。この記事にたどり着かれた方はこんな風に思っているかもしれません。

  • そもそも転職エージェントって何?普通の求人と何が違うの?
  • 転職エージェントを使ったら本当にいい仕事に就けるの?
  • 転職エージェントにはデメリットはないの?

私は転職経験が多く、今まで15社以上のエージェントに登録し利用してきました。この記事を読んでいただくことで、エージェントを利用すべきかどうか参考にしていただけるはずです。

では最初にエージェントってそもそもなに?という方も多いと思いますのでその点から。

目次

そもそも転職エージェントとは

転職エージェントとは、人材募集をしている会社に求職者を紹介する人材紹介サービスです。

求職者側から見て転職サイトとの違いを考えましょう。まず転職サイトの場合はすべて自分で行ないます。どの企業に応募しようか、その企業の情報…また応募や給与交渉まで自分で行ないます。転職エージェントの場合このすべてを担当者に進めてもらうことができます。

代表的なサービスには以下のようなものがあります。

  • 希望を伝えると自分に合った企業を紹介してくれる
  • 長期的なキャリア形成の視点からアドバイスやフォローをくれる
  • 履歴書や面接のサポートによる合格率向上
  • 面接スケジュールの調整代行や同行
  • 給与交渉の代行

求職者は無料で利用できます。エージェントは就職が決まった際に企業から紹介料を受け取る仕組みだからです。

もう少し一般の求人情報との比較を補足します。

求人サイトというのは言ってしまえばただの広告です。広告というのはいいことしか書いていませんし、それを見て実際のイメージをするというのは無理があります。一方転職エージェントはマッチングを行なうサービスなので、企業と求職者双方の希望をすり合わせるという仕事を代行してくれます。

本当に「人」がほしい企業は安易な広告なんか出しません。手っ取り早く「労働力」がほしい企業が広告を使います。ただの広告で人生の進路を決めるというのはリスキーだとも言えます。

転職エージェントで感じたデメリット

エージェント利用は基本的にデメリットはほとんどありません。先述のように求職者がサービスを利用して費用がかかることは一切ないからです。転職の可能性があるならとりあえず登録する、というのももちろんありです。

ただ一応デメリット的なことも書いておこうと思います。

まだ本気じゃないのに、やたらと紹介される

転職エージェントに登録すると自分に合った求人を紹介してもらえますが、その頻度や情報がしつこいと感じることがあります。転職エージェントによってはノルマ達成のためにとにかく押してくる、みたいな雰囲気を感じることもありました。あるIT専門のエージェントを利用した時に私が受けた印象です。

こういったことからまだ本気で転職する気はないけど下準備・調査のために登録しました、という人が不快な思いをすることがあります。とりあえず登録だけ…という形にしたのにやたら電話連絡されたり、とにかく応募させようとだんだん最初の希望と違うものが増えてきたり。まだ今の会社を辞める気はなかったのにすすめられて転職した結果、前職の方が良かったという悲劇もありえると思います。

じゃあすぐ転職する時だけしか使えないのか…とがっかりする必要はありません。転職すべきかどうか相談したい、早めに登録して情報収集したい、将来の転職のために備えておきたい、等しっかり伝えておけば適切な頻度と内容のコミュニケーションが取れるはずです。

ちなみに上記はIT系のとあるエージェントの話です。このサイトで紹介しているエージェントではこういった不快な思いはしていないので安心してください。

逆に動きが遅くなる

これは飲食業界の特徴だと思いますが、実はエージェントを通さない方が話がはやいということもありえます。

私の過去の転職でも、求人広告を見て直接電話、これですぐに決まることが多かったです。書類選考なし、面接後即日や翌日採用の連絡をもらうなど。ただしこういう即決過ぎる会社はブラックでした。単に手っ取り早く「労働力」を確保したいだけ。このことからもきちんと「人」を採用しようとする、つまりエージェントを通じて人材を集めようとしている会社のほうが良いとも言えます。

あとは現職がある場合、面接の日程を摺り合わせる方が大変なので、これを代行してもらえるエージェントを利用した方がスムーズに進みます。求人広告から応募の場合は提示された日程になかなか合わせられず、失礼じゃないだろうか、マイナス評価にならないだろうかと心配した経験がある人もいると思います。この調整をエージェントが間に入ってやってくれるので、自分の都合のいい候補日を提示しておけばOKです。

いずれにしても、もしエージェントを利用するなら早めに登録して担当者と仲良くなったり、情報を集めておくことはプラスになります。

情報量が多すぎる

上の項目と似ていますが、勧められたりたくさんの電話をされたりでなくても、数社登録すると単純に情報量が増えすぎるというデメリットがあります。

エージェント利用に慣れてくると全く問題ないですが、いろんなところから連絡が来ると真面目に転職活動している人ほど情報が整理しきれなくて疲れる可能性はあります。

具体的には

  • メールチェックなどで時間が取られて一社ずつしっかり検討ができなくなる。
  • 自分で探した求人に応募中なのにいろんな話が割り込んできて集中できない。

みたいな可能性があります。ちなみに上記の状態は私がIT系への転職でいきなり4社登録したとき実際になりました。

なので最初の登録は2社程度、多くても3社くらいに抑えた方がいいと思います。ちなみに1社だと比較ができないのでおすすめしません。だめエージェント会社、相性が悪い担当者に当たっているのに気づかないというリスクがあります。だいたい2,3社登録してみると相性のいいエージェント会社や担当者がわかってきます。

以下ベストな組み合わせです。

  • 希望職種が店舗・接客などの人 →飲食専門のエージェント1~2社と総合大手エージェント1社
  • 調理師専門の人、特定の専門料理がある人 →飲食専門のエージェント2~3社

飲食系で2社登録するなら以下がおすすめです。※対象地域は要チェック。

1.フーズラボ

フーズラボは飲食業界専門の転職支援サービスです。飲食業界に精通しているキャリアアドバイザーがいるため、業界特化ならではのリアルな情報を提供してくれます。そして将来のキャリアまでしっかり考えたマッチング、丁寧なサポートがあります。

特徴飲食業界の転職支援で圧倒的に成長しシェアが高い。非公開求人、優良企業求人。
実績年間3,000名以上の転職支援。転職エージェントランキング3冠獲得(※)。
対象地域東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、名古屋、福岡
※飲食店スタッフが選ぶ転職エージェント 第1位 飲食業界転職エージェント支持率 第1位 飲食業界転職エージェント満足度 第1位

現在、飲食業界の求人は多いものの、実際には選ぶのが難しいと感じている人は多いようです。そのため飲食専門の転職エージェントであるフーズラボの強みが生きてきます。企業や店舗の実情をしっかり把握している担当者が希望に沿ったマッチングと推薦等サポートを行ってくれます。

2.itk(アイティーケー)

【アイティーケー】 は外食特化の人材紹介会社で一番業歴が長いです。

転職しようか迷っている、転職をどう検討していけばいいのかわからない、経験値にあまり自信がない、といった人もここから相談するのがおすすめです。私自身利用経験がありますが、親身に相談に乗ってくれるのでエージェント利用がはじめてでも安心感を持てるはずです。

特徴キャリアプランナーが親身。すぐ転職でなくても相談OK
求人数12,000件以上(非公開求人も多く、年収600万以上案件も)。業界シェアトップクラス
対象地域首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)

【アイティーケー】 のキャリアプランナーはみな業界経験があるため、話が噛み合わないという心配はいりません。飲食業界の実情を踏まえ求職者と企業の橋渡しをしてくれます。

飲食業転職エージェントのメリット

ではメリット行きます。エージェントの魅力はたくさんあるのですが、私が調理師、飲食経験者として特に思うのは次の2つです。

人材にお金をかける(かけられる)企業が多い

飲食・調理師の募集というのは個人店や小さな会社も多く人材獲得にかけられる予算というのは多くありません。また大企業でも、調理社員は「ただのコマ」と考えている会社ならケチります。

その中でエージェントを利用している会社というのは人材獲得のために予算を割くだけの真剣さを持っています。募集企業はエージェントに対して採用が決まった人材の想定年収の30%~35%を支払うのが相場です。例えば年収300万なら100万程度ということになります。例えばあなたを400万で採用するために130万ほどかけているということです。

一方費用をできるだけ抑えたい企業は、低予算で掲載できる求人サイトに出すことになります。またハローワーク(=無料)にしか求人を出さない企業は、人材に予算を出す気がないorそもそも出せる予算すらないかもしれません。

私も予算のない会社にいて採用に関わることがありましたが、幹部は全く予算を割く気はありませんでした。ひたすらハローワークや地域での募集をしていました。本気で手作りの募集の貼り紙をしていたところもあります。

このように飲食では新規人材に予算を割くという発想自体がないところも多いです。またこの会社もそうでしたが、人材獲得に100万単位で予算を割くことはできないほど経営が厳しいということでもあります。こういう会社は入社しても当然昇給も少ないわけです。

つまり転職エージェントを利用することで、人材を大事にしない&予算がない=典型的ブラック企業を避けられるということです。

調理・飲食は本当にブラックが多く、それを繰り返し掴んでしまうと転職経歴も増えてしまいます。このパターンにハマらない、このパターンから脱出するために飲食業の人こそ賢くエージェントを利用してほしいと思います。

給与交渉をしてくれる

給与交渉。求人サイトを使っていて私が一番ネックに思っていたことです。

求人広告は25~35万などだいたい幅を持たせて書いてあります。この場合それなりに経験があっても最低金額、つまり25万か色をつけてせいぜい26万程度で提示されます。中取って30万で、とかまずありません。先述したとおり求人広告で労働力を集めたい企業は人件費に関するリスクを極端に嫌うからです。

私の場合も経験者なら高くしてもらえると思っていた時期があります。ですが面接で「最初から高くしちゃうとプレッシャーだろうし周りともやりにくいでしょう。慣れたらあとから昇給する形にしましょう」などと丸め込まれて結局入社後ずっと変わらずといったパターンがありました。

実際面接で交渉する勇気ってなかなか出ません。給与について希望を聞かれても、本音を言ったらそれで落とされるかもしれませんし、履歴書には「貴社の規定に準じます。」と書いて終わり…。交渉するにしても素人なのでどういう切り口でいけばいいのかわかりません。また仮に成功しても自分自身でやってしまうと入社したあとそれこそ直接プレッシャーになりそうです…

ここで使えるのがまさにエージェントです。自分の希望と条件だけ伝えて実際の交渉はエージェントに進めてもらうことができます。

また給与交渉自体の前に給与が高くなる仕組みがあります。

まず各企業について把握している担当者が、応募者の強みを生かせるベストなマッチングをしてくれます。そのため企業側から「ぜひこの人が欲しい」と言わせる、つまりオファーを受ける形をつくることができます。その後面接など具体的な動きの中で徐々に給与の話を詰めていく形になります。

これらの結果として求人広告を見て「雇ってください」と言うよりも、いい条件を引き出すことができるのです。またもし希望条件に合わなければ担当者を通じて辞退することができるので余計な神経も使わずに済みます。

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他のメリット

私が利用者として特に大きく感じたのは上記2点ですが、他のメリットも補足しておきます。

本気で転職する環境になる

今の職場に大きな不満があるわけではない、でもこの先を考えるとずっとは続けられない。そんな場合は本気で行動するきっかけが必要です。環境づくりという点でも転職エージェント利用は最高です。

情報を集めてスケジュールを先に決めてしまうことでどんどん未来がはっきりしてきます。例えば「半年~一年後までを目安に転職を決めたい」というようなじっくりした取り組み方でもOKです。それに合わせてエージェントが動いてくれます。もちろん無理やり転職を強制されることはないので気が変わったらそれはそれでいいです。

応募書類を武器にする

意外と履歴書・職務経歴書の書き方サービスなどは大事です。

担当者はやはりその道のプロです。私も添削やアドバイスを受けてハッとさせられたことがありました。飲食業界では書類は重視していないところも多いですが、それだけにしっかりと職務経歴書などを仕上げられる人が少ない世界だとも言えます。プロのアドバイスに従うことで大きな差別化ができる可能性もあります。

面接が有利になる

基本的に担当者が面接に同行してくれます。なので面接のプラン、言ってみれば「作戦」なども一緒に立ててくれます。例えばこの部分は「本人からより私からさりげなく言いましょう」「あらかじめ書類の方に書いておきましょう」といった形で合格率アップを図ってくれます。

例えば私の場合、転職歴が多いのがネックでした。「それを逐一本人の口から話すとあまりよい印象にならないので、書類の方で簡潔に伝わるようにしておきます」というフォローをもらいました。

転職エージェントを利用してキャリアを作ろう

いかがでしたでしょうか。転職エージェントを利用するデメリットとメリットをだいたいお分かりいただけたのではないでしょうか。賢く情報収集とサービスの利用をして、よりよい転職ができることを願っています。

当サイトオススメ転職エージェント(飲食業界専門)は以下。

1.フーズラボ

フーズラボは飲食業界専門の転職支援サービスです。飲食業界に精通しているキャリアアドバイザーがいるため、業界特化ならではのリアルな情報を提供してくれます。そして将来のキャリアまでしっかり考えたマッチング、丁寧なサポートがあります。

特徴飲食業界の転職支援で圧倒的に成長しシェアが高い。非公開求人、優良企業求人。
実績年間3,000名以上の転職支援。転職エージェントランキング3冠獲得(※)。
対象地域東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、名古屋、福岡
※飲食店スタッフが選ぶ転職エージェント 第1位 飲食業界転職エージェント支持率 第1位 飲食業界転職エージェント満足度 第1位

現在、飲食業界の求人は多いものの、実際には選ぶのが難しいと感じている人は多いようです。そのため飲食専門の転職エージェントであるフーズラボの強みが生きてきます。企業や店舗の実情をしっかり把握している担当者が希望に沿ったマッチングと推薦等サポートを行ってくれます。

2.itk(アイティーケー)

【アイティーケー】 は外食特化の人材紹介会社で一番業歴が長いです。

転職しようか迷っている、転職をどう検討していけばいいのかわからない、経験値にあまり自信がない、といった人もここから相談するのがおすすめです。私自身利用経験がありますが、親身に相談に乗ってくれるのでエージェント利用がはじめてでも安心感を持てるはずです。

特徴キャリアプランナーが親身。すぐ転職でなくても相談OK
求人数12,000件以上(非公開求人も多く、年収600万以上案件も)。業界シェアトップクラス
対象地域首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)

【アイティーケー】 のキャリアプランナーはみな業界経験があるため、話が噛み合わないという心配はいりません。飲食業界の実情を踏まえ求職者と企業の橋渡しをしてくれます。

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