この記事では給食調理員の副業は可能?おすすめの副業は何?という疑問に答えていきます。
私自身調理員時代低収入を補うために副業をしていた時期がありました。同僚も家族持ちを中心にかなりの割合で副業していました。
主に私の経験から書いているので主観も強いですが、こんな方のお役に立てればいいなと思いまとめています。
- 今給食調理員をしていて副業を検討している人。すでにしている人。
- これから給食調理員になりたいけど、副業ができるのか知りたい人。
おすすめの副業バイト
飲食系(ファミレス・居酒屋・ラーメン屋など)
上司や同僚がしていたバイトがこのあたりです。やはり同じ調理系だと仕事内容的には楽です。雇う側もオフィスワークの会社員などより厨房で即戦力なのがわかっています。
給食センターの男性社員の同僚たちはみんな深夜0時や2時までのシフトでやっていて翌日きつそうでした。個人的には身体を壊さずに続けるなら夕方6時~10時で週半分くらいが限度かなと思います。
ちなみに「バイトだと楽しい」というのがみんなの口癖でした。これはどういうことかというとみんなバイト先で「社員にならないか」と誘われていたからです。ですがまさに「バイトだから楽しい」んですよね…。でも本当にバイト先に転職するのもありだと思いますし、いざという時の保険という意味でいいかもしれません。
実際給食を辞めた後飲食店に転職した同僚や先輩が何人かいました(バイト先ではないですが)。こういったプランを視野に入れているならバイトでも飲食店の仕事を続けているのはいいと思います。やはり給食という特殊な業界だけやって歳重ねるといざ店舗の仕事に慣れるのが難しくなると思うので。
実は私もファミレスを掛け持ちしていたことがあるのですが、体力的に厳しくすぐ挫折しました。副業は違う性質のほうがいいのかもしれません。私の場合「立ち仕事&立ち仕事」はきつかったです。他の同僚が続けられているのが不思議でした。
家事代行
現在家事代行サービスの市場は拡大していてさらに伸びると言われています。
理由としては、共働き世帯の増加、高齢者・単身者の増加、社会の価値観の変化や政府による推進などがあります。
家事には料理や掃除、子育て支援などがあります。中でも料理は経験者が喜ばれます。調理の現場経験者はニーズがあり、家事代行サービスの会社の中には求める人材として「給食の経験者」を挙げているところもあります。また栄養士や調理師の有資格者が求められることもあります。
副業としてもおすすめの理由は、比較的高時給(時給1,500~1,800円など)であること。そして働きたい時に働けること(週1回2時間~など)です。土日祝日、あるいは給食の仕事が休みになる時期(夏休みなど)にこれをやることは十分可能そうです。
また業務委託、パート・アルバイト、のいずれか自分のライフスタイルに合わせて選択できることも大きいです。
ただ主に仕事があるのは大都市圏です。自分の住んでいる地域でも可能かどうか調べる必要はあります。
ちょっとした空き時間を有効活用。時給1500円からの家事代行のお仕事。
なお時給等に関して補足すると、移動(お客さんの家に行くまでの)時間は含まれないことが一般的なようです。また事前のやり取り等もあります。そう考えると実質的な時給はそこまで高くない気はします。
コールセンターなどの座り仕事
他にやっている同僚はいませんでしたが、私はコールセンターでバイトしていた時期があります。夕方5時から10時までなどです。
動機は昼間立ち仕事なので、「座りたい」&「夏涼しい」の2つでした。コールセンターはけっこう夕方から入れる求人が多いですし、都市部や郊外なら意外と近場で発見できたりします。時給も高めでした(悲しいことに本業の時給換算より高かった…)。
24時間受付の仕事なら仮眠付きの深夜パターンとかもありますが、さすがに昼間死にそうです。でも本当に生活がピンチになったら高時給なのでアリですし、土日フルで稼ぎに行くという手もありそうです。
Web系の内職を自宅で
おこづかい稼ぎレベルになる可能性もありますがWeb系という手もあります。
例えばクラウドワークス などのクラウドソーシングでライターやアンケートに答えるなど誰でも始められる仕事があります。金額という点ではあまり稼げませんが、アルバイトだと本業への支障が心配という人はいいかもしれません。
自宅で気が向いたときにサイトにアクセスしてやりたいものを選ぶだけです。単価は安くても積もれば数万にすることも不可能ではありません。イラストなど得意なものがあれば、簡単なものからはじめてだんだんスキルが上がりまとまった金額を稼げる人もいます。
大きく稼ぎたいなら動画制作やブログでの広告収入なども候補かと思いますが、成果が出始めるのに時間と労力がかかります。バイト感覚ではなく「本業より本気でやる」くらいやり込まないとまとまった収入は発生しないです。
そもそも副業は可能?
会社側が禁止していないことが多い
給食調理員の会社は副業を禁止していないところも多いです。
私の場合1社目は副業を禁止していないどころかちょっと推奨している感じでした。これは「給料安いけど上げられないから自分でがんばって」というニュアンスです(すごい業界ですね…)。
2社目は一応副業禁止という形でしたが、家族持ちはほとんどみんなバイトしていました(責任者も公言していました)。20代や30前後など若い人が多かったですが、年齢を重ねると体力的にもきついようです。実際バイト組は今後家族を養えないという理由でみんな他の飲食業などに転職しました。
給食業界の現場は年数重ねてもほとんど昇給しません…(公務員除く)。
時間帯的に十分可能
学校給食は夕方4時には終わるのでバイトの選択肢は普通の会社員より広いです。勤務地によりますが5時か6時頃からバイトに入れるので。
多くの仕事では責任者になるとさすがにバイトは難しいです。でも給食の場合はその現場の責任者(チーフ)になっても十分副業可能です。残業が原則ゼロだからです。実際私のいた会社でもチーフやセンター長でもみんなバイトしていました。
給食初心者はきつい
学校給食初心者は慣れるまでは体力的にきついと思います。本業だけでへとへとです。
なので最初から副業バイトする前提で給食業界に転職するのはおすすめできません。
どうしてもやるなら平日1日+土日どちらか1日くらいがいいかと思います。
まとめ
以上給食調理員の副業について簡単にまとめてみました。家族がいる方は副業は避けられないことが多いと思いますが、身体だけは壊さないように自分に合ったスタイルを探してみてください。
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