給食公務員試験は年齢が高くて転職が多くても受かる？

公務員の給食調理員、民間委託と比べると年齢を重ねたときの待遇は圧倒的です。ボーナス4か月など委託会社では考えられません。この記事をご覧になっている方も受験を考えているかもしれません。

この記事では年齢と転職回数が採用にどう影響するかということを書いてみたいと思います。

と言ってもソースは私の受験経験だけですが。調理員の試験は3か所受けました。結果は一次試験はすべて合格。二次は1か所辞退、2か所は不合格でした。

受験時はぎりぎり30代前半、それまでの転職多数です。

年齢

自治体によりますが、30代だと結構採用時の年収が上がる計算になります。私が受験したところでは10代だと16～17万程度ですが30代だと21～25万などでした。

これはどういうことかというと、30代を合格させる場合10代よりも多くのプラス材料が必要になるということ。わざわざ高い給料が必要になる方を採用するわけなので。これは身近な公務員から聞いた推測です。実際のところどうなのかはわかりません。ただ説得力がある話だとは感じました。

また給食調理員は他の中途採用の専門職に比べ技術力はあまりいりません。経験値は年数がたてば自然に上がっていくので、素直に組織に馴染めそうな若い人の方が優先されそうです。

転職回数

申込用紙には直近3回の職歴を書く欄がありました。私はそれらの期間が3か月～半年程度と超短期でした。

ブラックや話が違うという理由だったのですが、客観的に見たらどう考えても印象はよくありません。これが面接官の懸念事項としてマイナスに作用した可能性は高いです。公務員試験は転職自体に点数はつけないようですが、懸念事項としては対象になるようだからです。

年齢と転職回数はおそらく影響する

私の受験経験から考えると、年齢と転職回数は多いほど不利です。少なからず影響を与えていると思います。

実際一次試験の一般教養は自己採点で9割以上取れました。作文も周囲に比べて書けていましたし、適性試験も問題なかったはずです。なので一次試験だけなら高い順位にいました、おそらくですが。

二次は面接なので自己評価は難しいです。ただ一次試験の点数が順位として引き継がれると考えて…、結果落ちたということは年齢と離職回数がマイナスになった可能性は高いと考えています。これらを覆すだけのポイントは取れず、若い人が優先的に採用されたのではないかと。そもそもシンプルに若くて人当たりがよく、簡単に辞めなそうな人から選ばれていく気はします。

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実は公務員はそれほど給与は高くない

公務員は昇給や退職金、その他保障など人生単位で考えたら圧倒的ですが、実は若いうちはそれほど待遇がいいわけでもないです。自治体にもよりますが20代は額面で20万に届かない期間も長いですね。

なので公務員にこだわらず、民間給食で転職して給料を上げる作戦も悪くありません。実際私も学校給食委託→学校給食委託→幼稚園給食・産業給食と転職してきました。最初学校給食で16万円台でしたが、最後は責任者で35万くらいまでいきました。

なお学校給食、保育園給食、病院、介護など委託系では30万は難しいです。なので給食では産業給食（幼稚園や企業向けの給食サービスなど）の方が収入という意味ではおすすめです。

常に情報収集して特に良さそうなところがあったら仕事しながら水面下で転職活動。これを繰り返しました。

どんどん転職した理由は、給食業界は経験値がたまってもスズメの涙くらいしか昇給してくれないからです。採用時の給与がずっとベースになってしまうという不公平があります。

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ということで収入UPの点からは転職は積極的にしていくことをおすすめしています。人手不足でもあるので経験を高く評価してくれる会社は必ずあります。

給食や大量調理の経験を活かした転職を目指すなら飲食・調理専門の転職支援サービスがおすすめです。業界に精通した担当者が適切なマッチングをしてくれるため、今の経験値を給与面で最大限評価してくれる会社に転職できる可能性が高まります。