【運が楽しい】一人ボウリングの楽しみ方はスコアだけじゃない

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ラックに載っているボウリングのボール。アップ。

ひとりボウリングにハマっています。

おそらく正統派の人とは違うポイントにハマっています。それはランダム性と運の要素です。

もちろんスコアは伸ばしたいですがスコア至上ではありません。まずハウスボール&ストレートという条件は譲れません。ボールについてはマイボールを持ちたくない理由がありますし、ストレートはまっすぐに転がっていくさまを眺めるのが好きなのでやめられません。

そしてこの記事では私がボウリングを楽しむ上でやっぱり欠かせないと感じる運要素の大きさについて書きたいと思います。

目次

同じパターンはつまらない

ボウリングにハマってしばらくしてからググったり動画を観たりするようになりました。

で、プロの動画を観てもつまらないと感じるようになりました。プロの方ごめんなさい。いや試合自体はしびれるような接戦とかならその点では面白いのですが、うますぎてまったく同じ繰り返しに見えるのです。なお私が見ているのはほとんどピンの部分だけです。

たぶんオイルだとか素人にはわからないわずかな変化に対して微調整をしているのでしょうが、私はハウスボールの直球なのでぜんぜんわかりません。

一方素人の、しかもあまりうまくはない動画はおもしろいです。特にピンの部分をアップにしてくれているやつが好きでそういうのを探して見ています。ボールの当たる位置もランダムでピンの動きもランダムです。このランダム性が好きなのです。サッカーは全然詳しくないですが観ていると面白いのに近いかもしれません。似たパターンはあるけど全く同じではないというか。

ちなみにプロのラッキーストライク集の動画はけっこう楽しかったです。ただやはりプロだけあって10ピン以外はきれいに倒れてしまっていて、最後にそれが倒れるという点ではワンパターンでした。

ラッキーストライクこそ至高

自分でやっていても最高に楽しいストライクはピンがバラバラに上下左右に飛び交っているように見えるやつです。あとはヘッドピンに薄く当たりすぎて横の壁から跳ね返ってくる奴がなぎ倒してくれたり。ど真ん中すぎて一瞬割れたのに、両方パタパタ倒れたり。

あと最後の1本がフラフラしてから倒れるのはあるあるですが、2本フラフラして両方倒れるとか、3本残ったように見えたのに結局全部倒れたとか、そういうのは最高に好きです。

むしろこれを見るためにやっているといっても過言ではありません。きれいなストライクもうれしいですが、ぱたぱたストライクやランダムストライクの楽しさには到底及びません。

運という楽しみ方

私がボウリングをしていて一番楽しい瞬間はボールがヘッドピンに当たる直前の0.3秒間くらいです。最初の頃はストライクという結果が出たときが一番楽しかったですが、最近は結果よりも直前が楽しいです。たぶん子供の頃福引を回す瞬間が楽しかったのと同じです。

軽めのハウスボールを直球でど真ん中から投げています。コントロールも調子が悪い日はヘッドピンに当たればまあよしという程度ですし、調子がいい日は1・2・3・5番は取れる程度の厚みならよしです。つまりストライクになるかは半分以上運頼みです。

だからとりあえずしっかりヘッドピンに当たる場所に投げられればあとはワクワクして待つことができます。この待っている時間が大好きなのです。まあフックの人も同じかもしれませんが、ただ私の場合ド直球なので道半ばくらいでだいたい到達点がわかります。そのぶんだけワクワクタイムが長い感じです。もっともズレ具合で結果を予測できるようになってしまい、特に5番残りが確定っぽい時はがっかりですが、それでもランダム性は高いです。

最近はハウスボールの微妙なすっぽ抜けも運として楽しんでいます。フォームが固まってきたせいか抜け加減でミスったときはすぐにわかるのですが、それが出てしまうタイミングもある意味運です。ここぞというところですっぽ抜けしてしまうか、それともほとんど無理そうなスプリットの時にすっぽ抜けるか、後者ならある意味ラッキーと喜んだりしています。※厳密にいえばハウスボールだろうがすっぽ抜けは運ではないのでしょうが、私のレベルでは運として楽しんでいます。

この先の領域に進めるのか

まだ2か月めなのでこの先の領域に進みたくなるのかはわかりません。つまりマイボールフックを覚えてスコアを伸ばすという領域です。あるいはハウスボールのストレートだとしても板一枚分とかのコントロールを身につける領域です。

ただ今のところはあまり興味がありません。運要素がちょうどいい割合で絡んでいるから面白いのであって、スコアを伸ばそうとしすぎるとたぶんつまらなくなります。運要素が少なくなりすぎるからです。また努力に対しての伸び率もだんだん鈍くなるからです。これは今までの自分の性質を振り返るとわかります。

囲碁とか将棋とか運要素がないゲームは、あるところで興味がぱたりと止まって勉強しなくなりました。壁の高さに圧倒されるというか、ある意味完璧主義的性格の裏返しのような気もします。

やっぱり私のようなダメ人間は適度な量の運要素がないとダメなのです。

そういえばバッティングセンター通いも、正統派でうまくなることには興味ゼロでただホームランの的に当てることだけを目指しています。「ある程度の実力で確率を上げたうえで最後はけっきょく運」というバランスがたまりません。ちなみに麻雀もやれますが、こちらはあまりにも運要素が強すぎて本気になれません。

ボウリングは今のレベルだと実力と運のバランスが良すぎてまだしばらくハマりそうです。ただ運要素が減りすぎたらたぶんやめてしまうのだと思います。今の予測ではアベレージ190台に乗ったら飽きそうです。果たしてそこまで行けるのか不明ですし、いつまでハマれるのかはわかりませんが楽しめるだけ楽しみます。

まとめ:私は幸せな性格かもしれない

まとめとして「私にとってのボウリングとはストレートボールと運」です。

私はある意味幸せな性格かもしれません。簡単に到達できそうなところまでいったらやめてしまうので、大きな達成感がない代わりに大きな苦労もしないでいいからです。

あとバッティングセンターとかボウリングとか…趣味として極めるとか大会に出たりとかそういうのはなしで、ただ自分の中だけで勝手に楽しめるからです。

そういえば歳を取ってきてやっと本来の自分らしくなってきました。今まで「人と一緒に楽しめることがよい」とか「ひとつのことをコツコツきわめるのがよい」という価値観に影響されすぎていました。

人と激しく勝負したり、あるいはワイワイ一緒に協力したり、どちらも苦手なのです。結果至上主義だと自分のこだわりや嗜好を捨てないといけないですし。自分の好きな方法で、自分のペースでチャレンジするのがやっぱり好きです。

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