ハマって気づいたボウリングの嫌いなところ10選

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ボウリングのアプローチ。いくつかのハウスボール。

タイトルは書き間違いではありません。私はボウリングにハマっているのでボウリングが好きなはずです。とはいえマイボールを作るほど本気でやっているわけではないです。つまりハマってもそこまで本気になれない…。たぶん近いうちに飽きて、たまに行けば満足…くらいになるのは目に見えています。なぜだろう…と自問していたら、嫌いな点もけっこうあるということに気づきました。

というわけで需要があるとも思えませんが、この記事ではボウリングの嫌いなところをあえて挙げてみます。つまりハマったからこそ感じた点です。

ただボウリングを貶めるような気はありません。嫌いだったらハマりませんしぜんぜんやりませんから。ただ好きなことの嫌いな点をあえて挙げたい。

大きな話から細かすぎる点までごちゃ混ぜです。せっかくボウリングなので数を10にしようとした結果です。

目次

1.練習なしでいきなりスコアがつく

ボウリングに行くと最初の1投目からいきなりスコアがつけられます。私のテンションが毎回だだ下がる大きな理由のひとつがこれです。なぜなら毎回最初のゲームの前半、特に1フレはひどいからです。

レーンコンディションやらオイルがうんぬんとかの話ではありません。私はそういうの全くわかりませんし、ド直球のストレートしか投げないので少なくともコントロールへの影響はほぼありません。じゃあ何が問題かというと身体が上手く動かないのです。ヘッドピンすら外す確率大。あんな重い物体を正確に転がすっていうゲームなのに練習投球もなしで初回からスコアつけられるなんてひどいです。私は体重70キロ以上あるのに11ポンドなのでかなり軽めと思いますが、それでも最初の1~2投はうまくいきません。もちろんいきなりストライクで始まる日もありますが、身体のバラバラ感が凄すぎて全然充実感がないストライクです。

野球なんかでも素振りや投球など必ず本番に近い動作を直前に繰り返しています。ボウリングでも1~2投でいいので練習投球があればどんなにいいだろうと毎回思ってきました。実際鉛筆でスコアつけていた時代には練習投球があったと昔父親に聞きました。それ復活させてほしいです。

大会等に出るような本格マイボウラーの方は普段のゲームなんて全部が練習でしょう。また大会等には練習投球という時間があるようです。ただレジャーボウラーで、”ただ自分の中だけで成績を楽しみたい”という私のような人間にとってはこれ重大です。一応全ゲームが本番です。

練習投球を復活させれば年に1~2回とかたまに行く人にもきっと喜ばれると思います。なにしろ私の初回一人ボウリングも初投球がガターでした。数年ぶりくらいだったとはいえ、1投目でガターなんて初だったと思います。「さあ久しぶりに一人で楽しんでみるぞ」と思って意気込んていたのにいきなりGが付いてしまいました。

2.隣からの拍手の距離感が微妙で面倒

一人ボウリングをしているとストライクやスペア等で拍手してくれる人がけっこう多いです。私はこれが苦手です。同ボックスが多いですが、たまに隣のボックスからもあります。もちろん善意でしょうから不快ではないですが、単に面倒くさいです。ターキーやスプリットメイクならまだわかります。一番困るのは1本残りの普通のスペアとかでも拍手されるやつ。

以前となりのボックスから全スペアに対して毎度拍手された時はさすがに辟易しました。しかも何ゲーム経ってもずっとです。

あと明らかな拍手ではなくパンッと1度だけ手を合わせる人と同ボックスになったときは困りました。おそらくこちらに拍手的なものを送ってくれているはずですが、目線を外しすぎているので会釈を返しても伝わっているのか不明。どうせやるなら少しは顔をあげて2~3度拍手のほうがまだありがたかったです。この例に限らずみんな目線をしっかり合わせたりしないので距離感が微妙すぎるのです。

困る理由の一つは拍手をくれる人は明らかに善さげな人という点です。なんとなく雰囲気も上品でマナーもとてもよい。だから余計むげにできないと思って気をつかってしまいます。完全無視もあれなので軽く会釈したり、私も気をつかって何度か拍手し返したりしています。ただ明らかな上級者にダブルくらいで拍手するのは失礼かな…とかいろいろ考えすぎることもありました。ともかく一人で来ているのだから投球に集中したい。そんなこんなで私の場合マナー◎の拍手魔が隣にくるくらいなら、マナー×の高校生とかのほうがまだいいです。

最近は高難度のスプリットメイク以外は自分から拍手しないように決めています。

3.必ず点数が公開状態になる

ボウリングは頭上のモニターで点数や結果が全部公開状態になります。これ非表示にできる仕様だったらいいのに…と思います。

頭上のモニターしかない場合は仕方ないですが、席にも小さなモニターがあるところも多いです。そちらだけに表示という選択もできたらありがたいです。だって私にとっては恥ずかしい個人情報であり大抵は黒歴史。とまではいきませんが、できれば自分の中だけで楽しみたい。理想はアプリ連携で自分のスマホのみに表示です。

点数が周りから見てわかってしまう。私が10年ぶりにふと投げたくなったときに足を引っ張った理由のひとつです。実際最初ガターを連発し100点も行きませんでした。一人でやっているのに2桁って恥ずかしいです。まあ周囲に人がいないガラガラ状態だったので無問題でしたが、もし隣にグループとかきたら冷や汗だったでしょう。まあ今思えば自意識過剰というかそこまで気にしなくてよかったのにとも思いますが。

ただ最近でも実験というか投げ方を極端に変えてみているときは頭上画面のスコアがちょっと嫌です。球速マックスを試したり、助走なしなど。そういう時は1投目で1とかGとか連発もあり得ます。

もし点数非表示も選択できる仕様になったら…たま~にフラっと一人で行きたい人も気がラクです。点数じゃなく単にボールを転がしてピンが倒れるのが楽しいのですから。あとマイボウラーでもスコア関係なしに特定の練習をしたい場合など需要はあるのではないでしょうか。

4.上手くなるほど投げられる回数が減少する

私がボウリングにハマった理由の一つは、ゲーム性の高い運動習慣としてちょうどいいと思ったからです。

ところが最近残念な事実にあらためて気づきました(子供の頃にも思っていた)。上手くなるほど1Gあたりの投球回数が減ってしまうのです。

玉を転がす運動やレジャーとして考えた場合、ストライクを出してしまうと1回分損することになります(※10フレの3投目だけは別)。私の場合ストライク率が10%台だったのが30%以上になりました。当然ゲームあたりの平均投球回数が若干減少します。でもこれはまだいいほうです。50%とか超えたら投球回数が違いすぎます。パーフェクトなんてしようものならほとんど半分になってしまいます。まあそこまでいく人はこういう考え方自体しないのでしょうが。

ともかくレジャーで1Gあたりで料金を払っているのに上手い人ほど転がせる回数が減るのは残念です。これがストラックアウトとかゲームセンターとかだと大抵逆になります。うまくてステージをクリアするほど同じお金で長くプレイできます。

プロの大会等だったら、2投目を投げなくていい=体力も温存できる、などのメリットがあるでしょう。ですがレジャーで1Gあたりでお金を払って投げに来ている人にも同じ仕組みというのはちょっとうまくないなあと感じます。なにか1投分に相当するものが代わりにあればいいのですが(例えばストライク数を蓄積したら1ゲームサービス券をくれるとか)。→追記_実際にそういうボウリング場を発見しました。

5.オイルが付く、オイル臭い

ボウリングをしているとボールについたオイルが手につきます。手がオイリーになるのが嫌です。

同じ手が油っぽくなるのでも機械いじりとかの仕事中なら全然いいのです。ですので仕事なみに本気のマイボウラーの方は気にならないでしょう。が、あくまでレジャーの場合これは小さくない問題です。

ボウリング中にスマホや服に触るとオイルっぽくなることがあります。

6.道具が重い

ボウリングはメインの道具たるボールが重いです。マイボールを作らない理由の一つです。

しかも本格的にやる人はボールは大抵2個以上使うようです。こうなったら持ち運びが一段と大変になります。さらにマイボウラーの方たちを見ていると各種グッズもたくさん使っています。手指にいろいろ装着したり。投げるまでの準備と片付けが大変そうです。

もちろん本格的なスポーツとしてみたら格別大変とも思いません。ゴルフクラブのバックとかのほうがよほど大変そうですし。あくまでレジャー志向を崩せない人間の感覚です。

なおマイシューズだけは節約のために買いました。気軽な趣味としてはシューズ1足くらいが持ち物としての限界です。

7.体の一部を酷使している気がする

ボウリングは体の一部を酷使している感があります。

私の場合今のところ大きな異常を感じたことはありません。ただこれ以上ハマり続けたらおかしくなるかもという危険は感じます。具体的には左足の付け根に毎回負担がかかっています。あと軽くひざが痛くなる時があります。

もちろん体が動かなくなるとか重大な怪我とかは心配していません。そういう重大なリスクで考えたら安全すぎるくらい安全なスポーツです。ただ健康のために始めたもので健康を害するというのだけは避けたいです。特に下半身は大切なので。足をやってしまったらジョギングやスクワットもできなくなるかもしれません。というわけで異常をまったく感じない程度に抑えようとすると「マイボウラーになるのはやめておこう」となります。

他に気になるのは右の指と腕。今のところ何ゲームやっても完全に無問題ですが、長期的に見たら何か出てくるのかもしれないとは思います。

8.グループは苦手~二次会のカオス

ボウリングは子供の頃親に連れて行ってもらった時は好きでした。ただ大人になりグループで行く機会が増えてきてだんだんそうでもなくなりました。メンバーや内容によっては気をつかって疲れることも多くなったからです。

だれがいつどのくらいのプレイならどういうリアクションが適切なのか…拍手やらハイタッチやら掛け声やら。いや単にウェーイ系のノリが苦手だっただけかもしれません。カラオケとかもグループで行くのは苦手ですし。家族や親友クラスなら気をつかわなくて済むのですが。

極めつけは会社の二次会のボウリング。何度か機会がありましたが、いつも飲み会の後なのでもうカオス状態。自分も含めて20代ばかりだったのもたぶん大きいです。絶対周囲やボウリング場に迷惑かけていたはずです。叫んだりわけのわからないプレイをする同僚を見て、飲酒後のボウリングは禁止にした方がいいのではないかとすら感じました。まあレジャーとして考えたらそれもどうかとは思いますが。なんにせよ泥酔は困ります。このせいもあり、今回一人ボウリングデビューするまでに数年のブランクが…。

もし一人ボウリングでこういった泥酔集団や怖い人たちの隣になったら困ります。

9.レジャーと競技がごちゃごちゃ

本気でやっている人と完全レジャーでやっている人が隣り合わせに同居しているのもたまに厄介です。

私は本気でやっていますが、どちらかというとレジャー派なので超本気の人と隣になるのが嫌です。それに比べるとマナー無視の人のほうが気が楽です。こちらが上がっていても左から同時投球しようとしてきたり、レーンからずっと降りない人とかもいますが、こちらがタイミングをずらせば実害はゼロなので。

逆に超本気で練習している人が隣だと余分に気をつかってしまいます。ピリピリしたオーラが出ているので、基本マナー以外の点で少しでも集中をそいだり不快にさせたりしてはいけないというプレッシャーを勝手に感じるのです。なんなら返ってきたボールが勝手にこつんと当たってしまうのすら気になります。

10.なんか隣で撮影しはじめる人がいる

以前同じボックスで動画撮影し始めた人がいて嫌でした。三脚を立ててわりと本格的なカメラを使っていました。

おそらく隣のレーンの私は写り込んでいるはずです。複数ゲームのパックにしてしまったためすぐに帰ることもできず。もっとも今考えたらレーン移動させてもらえばよかっただけかも。

なお雰囲気的にはYouTuberとかではなく、あくまで個人で見返すための撮影っぽかったです。ただそれでもネットにあげたり周囲に送信する可能性もゼロではありません。

ここで言いたいのは法律的にうんぬんという話ではありません。気分やマナーの問題です。街の風景を撮影していて通りすがりで写り込むのとはだいぶ違います。何回も何回も繰り返し写り込まされるわけです。

同じボックスで隣だったのでせめて一声かけてくれたらまだよかったです。例えば「フォームを自分で見返すために撮影しています」とか。これだけでも安心感があります。そういえばその人は最初の挨拶もなかったです。やっぱり同ボックスなら「よろしくお願いします」とか「隣おじゃまします」とかは大事と感じました。

まあ今はあらゆるところで勝手に撮影している人に出くわすのでボウリングに限った話ではないですし、一度遭遇しただけなのでここに書くのもどうかとは思いましたが。ただ同ボックスで無言で撮影されるのは今までで一番不快だったのは事実です。追記_記事を書いた後また撮影者に遭遇しました。

まとめ

ハマって気づいたボウリングの嫌いな点

  1. 練習なしでいきなりスコアがつく
  2. 隣からの拍手の距離感が微妙で面倒
  3. 必ず点数が公開状態になる
  4. 上手くなるほど投げられる回数が減少する
  5. オイルが付く、オイル臭い
  6. 道具が重い
  7. 体の一部を酷使している気がする
  8. グループは苦手~二次会のカオス
  9. レジャーと競技がごちゃごちゃ
  10. なんか隣で撮影しはじめる人がいる

ちょっと無理くり10個にするために細かい点や個人的な経験も挙げてしまいました。

ちなみにボウリングの一番好きなところは、運要素が強いことです(運の定義次第ではボウリングの運なんて本当はゼロなのかもしれませんが)。ラッキーストライクが気に入っています。なにしろど真ん中から直球なので。ヘッドピンに当たる瞬間は毎回運頼みでワクワクできます。

競技でやっている人からしたら楽しむポイントがズレすぎでしょうが、私のようなダメなタイプの人間は運要素を感じないほど上達したらつまらないので今が一番楽しいのだろうと感じています。

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