【すぐ辞める】辞め癖がついている人はどういう思考なのか

当ページのリンクには広告が含まれています。
厨房でフライパンから盛りつける。

私は調理の仕事を超短期で複数回辞めています。派遣やバイトではなく正社員採用なのに。

超短期とはどのくらいかというと、最短半日で辞めました。

  • 半日(寮の見学までしていた…引っ越しはしていないが一部荷物を搬入までした)
  • 2日
  • 1週間弱(実質5日くらい)

もうちょっと長めだと4か月。←履歴書にはここから書いています。

また転職歴も多いです(こういう超短期も入れると二桁。最長の会社が3年半)。

この記事ではすぐに辞める人の思考(といってもソースは私自身だけ)を書いてみました。

目次

辞めることを悪だとは思っていない

世界はどうだかわかりませんが日本は辞めることを悪いことと捉える傾向があります。数日などの超短期間で辞めたことがある話をしたらドン引きされたこともあります。責任感がない人間みたいに捉えられるようです。

でも私はすぐ辞めるということを悪いことだとは思っていません。正社員だろうと何だろうと雇用とはただの「契約」という意識が強いです。労働契約→労働と賃金の交換。

そしてその交換条件が異常なほど守られそうもない、あるいは面接時の話と乖離していると感じたら「契約破棄」という意識で辞めてきました。

例えば本社の人と面接したが、現場に配属されたら現場責任者に1時間早い出勤を求められたりとか。面接時の話とは違う業務内容が多く含まれていたとか。

とはいえ円満に終わらせたいので文句を言ったりはしません。

「やってみたらちょっときつかったので本当にごめんなさい」「イメージと違いました。申し訳ないです」みたいな言い方ですぐに辞めてきました。

まあ大抵は本当にこういう理由もあったので半分本音でもあります。根性とか努力みたいな言葉は苦手なほうです。

むしろ中途半端が一番よくない

仕事は本来熱意をもってやりたいです。人のためだけでなく、自分にとってもそれが一番充実感や幸せを感じられるから。

やめ癖がある人間が何言っているんだと思われそうです。ただ最初から熱意が抱けそうもない、熱意がなくなった、という場合は辞めるというのも一つの誠意だとまじめに思っています。

まあ若くて家族もいないからできたワガママとも言えますが。

飲食や調理の業界ではすぐ辞めるのはわりと普通

バイトはもちろん正社員なのにバックレもよくあるのが調理・飲食の業界。

さすがに私はバックレはありませんし、喧嘩腰で辞めるとかもなくつねに円満退職してきました。

まあ数日とかで辞められた側は円満には感じないこともあったかもしれませんが、こちらとしては基本丁重にお詫びする形でやってきました。

だからすぐ辞めてもいいだろうと言いたいのではなく、まあ業界の人間は慣れているわけです。だから1日で辞めるとかでも業界外の人の感覚で目くじら立てるほどのことでもない。

※ちなみに同僚やバイトのバックレは何回も実際見てきました。正社員バックレもありました。

むしろ中途半端に数か月が一番申し訳ない

だから一番言いづらかったのは4か月で退職した職場。

この時は一番悩みましたし謝りました。この数か月というタイミングは一番会社側に損失を与えてしまう気がしたからです。

私も2週間とか2か月とか一生懸命教えてたのに辞められたことがあるので痛さがわかります。

逆に一日だけ来て翌日から来ないとかはあるある。「ああそうか」程度で何とも思いません。

だから辞めるなら早ければ早いほど良い。

現場に入らないとわからない

調理の仕事はどこに行ってもだいたいやることは同じです。ただ環境や人間など実情は入ってみないとわかりません。

私の中では初日現場に入ってみたところがある意味”最終面接”みたいな感じです。面接ではないか、体験みたいな感じ。ここで本当のところを確認してみて決めるという意識があります。

ただやはりある意味”面接”なのはここではじめて現場の人たちと顔を合わすからです。調理の仕事は同僚が環境のほぼすべてになってしまうこともあります。だから出勤初日が”面接”。

調理や飲食業界ではこの初日に先輩からいわば”圧迫面接”をされることがありました。歓迎されないどころか無駄に圧をかけてくる

私はいじめられたりはしないタイプだったので、この手の人ともしばらくするとうまくやれました。ただやっぱり振り返ってみるとこういう人がのさばっている職場はパワハラ気質だったり問題が多かった気がします。

だから著しい問題を感じたら数日とかですぐ辞めるのはぜんぜん悪くない。

そもそもの理由

もっと根本的な理由としてはどこに行っても待遇がほぼ同じというのがあります。

仕事内容も待遇も大差ありません。職種が総合職とかならともかく調理師なら転職組で差別とかもありません。

さらに言うとむしろ経験を積んで転職したほうが待遇が上がるケースの方が多いです。まあこれについては超短期間で辞めることとの関連はありませんが。

料理は渡り歩いてなんぼというのは今の時代にも残っています。その結果、もともと転職に抵抗がない→辞めることに慣れる→数日で辞めるのも抵抗ない、みたいな感じです。

まとめ

転職歴が多くすぐ辞める自分の考えを書いてみました。

別に転職奨励でも、自分の正当化でもありません。私のような人間ばかりだったら世の中崩壊してしまうので嫌なことがあっても大変な時でも続けている方は偉いなあと思います。

私もできれば同じ職場で長く働きたいと思ってきましたが、結果的に転職だらけになってしまった感じです。

「すぐ辞めるなんてありえん」という人と話がかみ合わなかった経験もあり、本記事では自分のような人間はどんなふうに考えているのかを書いてみました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次