初心者はまずスープ系から覚えるのがおすすめ

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熱々のスープとごはんのイメージ。

料理を全くやったことがない、これから料理を覚えたいという方にはスープからチャレンジするのがおすすめです。

例えば味噌汁や野菜コンソメスープ、たまごスープなどです。

この記事ではスープから覚えるのがおすすめな理由5つを挙げます。

目次

初心者にスープ料理がおすすめな理由5選

1.手順や加減が簡単

スープ系は手順が簡単です。たっぷりの水分の中で具材に火を通す、調味料を加えて味付けする。基本的にはこれだけです。最初に炒めるほうが味がよくなる食材や料理もありますが、必須ではありません。

本来スープというのは出汁が命なので、知識や経験が必要なものでした。ただ今は和洋中のだしはほとんど顆粒のものが揃っています。家庭料理ではこちらが主流ですし十分です。

スープ料理から始めることのメリットの一つは、どの食材がどのくらいの加熱でやわらなくなるか覚えられることです。炒め物や茹で物だと加熱しすぎないというのがポイントになりますが、初心者にとってその加減は難しいです。でも柔らかくするだけなら簡単です。スープなら水分が多いので煮物のように崩れるという心配もあまりありません。

まずは味噌汁系からスタートして少しずつひろげていくのがよいと思います。ポタージュなどはミキサーが必要になったり、たまごスープなどはきれいに仕上げるのに多少慣れが必要です。

2.いろいろな食材を扱える

スープ料理から覚えるのがおすすめの理由2つ目は、幅広い食材を扱えることです。

みそ汁の具材だけでも多種多様なものがありますし、豚汁などでは根菜類をたくさん扱うこともできます。

料理にはやく慣れるという点では色々な食材を扱ってみるというのは大事です。

またタンパク質の基本的な性質を学ぶのにも適しています。例えば貝類や卵などです。これらは加熱加減が大事な食材ですが、スープから学んでコツをつかむのが早道と思います。

3.だしと食材の関係性を考える習慣がつく

スープは世界中の料理に存在します。ある意味和洋中その他の基本を一気になぞれるのがスープです。

そして各料理の出汁取りから覚えると、だしと食材の関係性を考えることが習慣になるのでよいです。「だしを効かせる」とか「食材を引き立てるだし」などです。

ただ中華の鶏ガラスープや西洋のコンソメスープはなかなか敷居が高いのも事実。でも和食の出汁は覚えれば簡単なのでおすすめです。

なお出汁取りは一切覚えず顆粒を使い続けるのももちろん問題ありません。これなら全体の工程に集中できるので他の部分で早く上達できるでしょう。いずれにせよスープ料理はだしや旨味についてよく考えて感覚を磨く上では良いです。

4.味付け・味見が簡単

料理の初心者にありがちなのが味付け・味見の問題です。味見の習慣がない、という場合もありますし、味見してもわからない〜味見できない料理がある、など色々あります。

その点スープ系は味見がしやすく適切な調味料の感覚を身につけるのにピッタリです。

料理の適切な塩分%というのは決まっています。ただ何を基準にするか、という点が固形物と汁物では異なります。基本的に焼き物のような固形物料理では食材の重さを基準に、汁物では汁の量を基準に合わせます。実際には経験とカンですが理論上はそういうことです。

で、汁物のほうが正確に計量することもできるし全体量がわかりやすい。というわけでまずはスープ系で感覚を磨いてから固形物や炒め物に入るとスムーズです。また固形物は味見が難しいものもありますが、汁ならいくらでも味見ができます。

5.実はレパートリーが一気に増える

スープから覚えるとレパートリーを一気に増やしやすいです。「スープ」を作っているようで他のジャンルの料理を作っているということは結構あります。

例えばコンソメスープにトマトと卵を入れたものだったら、スープパスタにもなるし、洋風雑炊にもなるし、洋風お雑煮にもなります。

まとめ

料理初心者はスープから始めてみるのがおすすめの理由をまとめてみました。

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