この記事に来られた方は趣味の一つとして料理にチャレンジしてみようとお考えかもしれません。また自分のレベルで趣味と言っていいのかなと感じているのかもしれません。
この記事では、こんなことをまとめています。
- 料理が趣味と言えるラインはどれくらい?
- 趣味として料理を楽しむためのコツ
- 痛い趣味にしないために気を付けること
- 趣味として料理がおすすめな理由
どのくらいから「趣味」になる?
聞く人によっては「料理が趣味です」というのは不思議な感じになります。家事でやっている人が大半なので。
一方例えば「趣味は登山です」という場合は比較的簡単です。普通の人は山に登らないのでたまにでも行っていれば十分趣味と言えます。
ではどのくらいのラインから「趣味は料理です」と言えるのでしょうか。
一般的な「料理が趣味」のイメージ
一般的には言っても恥ずかしくないレベルはどのへんでしょうか。
意見を集めるとこんなイメージでした。
- 週に数回以上料理している
- 包丁やフライパンなどの扱いに慣れている
- レシピに頼らず手元にある材料で作れる
- 家庭料理の定番に加えてパーティー料理なども作れる
全部当てはまれば「料理が趣味です」と言っても完全に大丈夫。だれからも「えっ?」とは言われないと思います。いくつか当てはまるだけでもOKでしょう。
ただ個人的にはこれが本当に趣味の条件なのかな、と思います。というのは主婦なら上記すべてに当てはまる人が多いからです。でも大半の人は趣味としてやっているわけではないですね。
本来の意味での趣味とは
wikipedia先生によると趣味とはこういう意味です。
人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。
定義から考えると主婦は料理を自由時間にやっているわけではないし、熱中もしていないからやはり趣味ではないようです。
逆に熱心にやっていれば頻繁でなくても上手くなくてもOK。趣味と言えます。あくまで結果的に最初に挙げたようにレシピに頼らず道具の扱いに慣れた感じになっていくということですね。
趣味としての方向性
料理を趣味として楽しむ場合方向性は大きく以下の2つに分かれます。
- スタンダードに上手くなりたい(レパートリー、技術やスピード)
- テーマ(特定の食材、かわいい、簡単、節約など)を決めてオリジナリティを出したい
これは映画鑑賞とかゲームとか大抵の人がやっていることにも当てはまるかなと思います。趣味と言えるかどうかは、レベルではなくて目的意識を持っているかどうかということですね。
つまり主婦の方が料理慣れしていて上手いかもしれないけど、100%家事と割り切っていれば趣味ではない。上記のどちらかの目的を持っていれば家事であると同時に趣味でもある。めちゃくちゃ下手でも、始めたばかりでも目的を持っていれば趣味と言っていいということになります。
趣味として料理を楽しむ3つのコツ
1.目標を持つ
趣味として楽しむには自分なりの目標を持つことがポイントになります。
例えばこういったものがあるかもしれません。
- レシピを見なくてもできるようになる
- 同時並行で3品作れるようになる
- 炒め物をお店の味にする
- 千切りが手早くできるようになる
単にレパートリーを増やすだけではなく、こういった目標を自分のレベルに応じて立ててみるといいでしょう。月ごとなど長めのスパンで考えるといいと思います。
2.いきなりオリジナリティを出そうとしない
最初から自分なりのやり方で楽しむ趣味もありますが、料理の場合はまず基本を押さえることが大切です。
理由の一つはうまくいくためのポイントが確立されているからです。すべては基本を押さえたうえで応用を考えていきます。また人が食べるものなので客観的に上手い下手がはっきりしているからです。
いきなり自分なりのアレンジをする人がいますが、まずは普通のメニューを普通に作れることを目指しましょう。また最初からおしゃれな難しい料理をやると遠回りになります。
3.気長にコツコツと上達を目指す
料理の上達には時間がかかります。
なので最初から自分の中でハードルを上げすぎると、思い通りにできないときに嫌になって投げ出してしまいたくなるかもしれません。
年単位で気長に取り組むといいでしょう。
たまに一気にたくさんの難しい料理をするより、毎日かんたんなものをコツコツ作るほうが慣れという意味では早いでしょう。
痛い趣味にしないために気を付けること
料理が趣味というのは一般的にウケがいいです。ただし逆に痛いと思われる、あるいは嫌われるというパターンもあります。
一般的にはこんな人です。男性に多いですね。
- 時間や手間をかけすぎている
- 道具や食材にお金をかけすぎている
- 片づけをしない
- 自慢する、ダメ出しやうんちくが多い
こういった落とし穴を避けるためにはどうすればいいでしょうか。
食べる人の気持ちを大切にする
完全に自己満足型はまだいいですが、すごいと言われたい欲や自己主張があるとだめです。変にオリジナリティを出そうとするのもこういったタイプです。
動機に純粋さがないと痛い趣味になります。
純粋さというのは何よりも食べる人の気持ちを考えるということです。また一緒に暮らしている家族(キッチンを汚さない、家事を増やさない)やお財布のこともしっかり考えるということでもあります。
趣味として料理がおすすめな7つの理由
料理は趣味としていいこと尽くめですが、ここでは7つに絞ってご紹介します。
1.節約になる
大抵の趣味はお金がかかります。ほとんどお金がかからない趣味もありますが、月数万という出費があるのがふつうでしょう。
一方料理はお金がかからないどころか、自炊で節約になるという大きなメリットがあります。自分で作ると食費は3分の1くらいに抑えられます。いつも外食やコンビニばかりという人なら月に2~3万以上を楽しみながら節約することも可能です。
2.健康になる
料理を趣味にすると自炊が習慣化するので健康的な食生活が送れるようになります。
外食やコンビニなどでは炭水化物に偏ったメニューになりがちです。一方趣味として楽しむようになると、栄養バランスや彩りを考えた献立を考えようとするので自然に健康を手に入れることができます。
また料理をすることで脳が活性化するということが研究で科学的に証明されています。またキッチンでの作業は身体の負担になりすぎず、座りっぱなしの人には適度なリフレッシュにもなります。
3.外食をより楽しめる
自分で作るようになると逆に外食もより一層楽しめるようになります。
これは何が入っているか、どうやって再現しようかなど考えるようになります。また盛り付けのパターンなど発見も多くなります。
4.人に喜ばれる
料理ほど人に喜ばれる趣味は多くはありません。
誰しもおいしいものを食べたいと思っていますし、心を込めた手料理というのは高いお金を出して食べに行くものとは別の価値があります。
5.結婚の準備になる
料理を覚えたいという人の動機で多いのが結婚の準備です。
子育てをのぞけば家事の中でも一番のウエイトを占めるのが料理だからです。趣味として料理にしっかり取り組んでおくことは結婚生活のよい準備になります。
6.評判がいい
料理が趣味というと男女ともに評判がいいです。
食べない人はいないのでだれしも身近に感じますし、だからこそ「趣味が合わないな」と思われることはほとんどありません。好きな食べ物などだれでも話を広げることができます。
家庭的というイメージもありますし、パートナーがおいしいものを作ってくれるというのは憧れです。
7.無駄にならない
趣味によってはやめたり飽きてしまうと無駄だったかなと感じることがあります。もちろん趣味はその時を楽しむことが第一なのでそれはそれで悪くはありません。
でも料理はもし趣味としてやらなくなっても絶対無駄になりません。ちょっとかじっただけでもいざという時は何か作れます。時代が変わっても料理の基本はずっと同じなので一度覚えたことは一生無駄にはなりません。
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まとめ
どのくらいから「趣味」になる?
一般的な「料理が趣味」のイメージ。
- 週に数回以上料理している
- 包丁やフライパンなどの扱いに慣れている
- レシピに頼らず手元にある材料で作れる
- 家庭料理の定番に加えてパーティー料理なども作れる
でも「趣味」の本来の意味を考えると、目標をもって熱心にやっていればレベルは関係ない。
趣味として料理を楽しむ3つのコツ
- 目標を持つ
- いきなりオリジナリティを出そうとしない
- 気長にコツコツと上達を目指す
痛い趣味にしないために気を付けること
食べる人の気持ちを大切にする、家族やお財布のことも考える(自慢したい欲に注意)
趣味として料理がおすすめな7つの理由
- 節約になる
- 健康になる
- 外食をより楽しめる
- 人に喜ばれる
- 結婚の準備になる
- 評判がいい
- 無駄にならない
料理は人に喜ばれる素敵な趣味です。これからやってみたいという人はぜひチャレンジしてみてください。
