先日ゴリゴリ鶏むね肉の記事を書いたときに、とある疑問にまた直面しました。
肉の「かたさ」って「硬さ」でいいのか、それとも「固さ」だっけ?
いつも迷ってきた気がします。ゼリーだけは「固さ」を迷わず選べるんだけど。それ以外は職場でメモ書きするときとかも「かたい」とか「かたさ」とかひらがなでごまかしたことも多かった気がします。
漢字便利だなと思うこともあるけど、こういうのがあると面倒くさいです。昔一応漢検2級はとったんだけど今や常用漢字も書けない。
麺のかたさ
ラーメン屋で麺のかたさってあります。そういえば大抵ひらがなで書いてある気がします。
そのものずばりでとても分かりやすい記事ありました。
引用させていただくと、
固い「ゆるい」の反対語。
堅い「もろい」の反対語。
硬い「やわらかい」の反対語。このように考えると、「麺がかたい」の反対は「麺がやわらかい」ですから、この場合は「硬い」を用いるのがよさそうだ、ということになります。
https://kanjibunka.com/kanji-faq/old-faq/q0308/
なるほどわかりやすい。
じゃあ肉は「硬さ」でよさそう。
そしてゼリーは「ゆるい」の反対で「固い」でやっぱりよかったわけだ。
ハンバーグはどうだろう。肉だけど固めるから「固さ」かな。いや違うか、「やわらかい」かどうかで表現するから「硬さ」でいいのか。
食材の場合ほとんどの場面で「硬さ」でよさそう。「やわらかさ」がどうか、どうするかだから。
じゃあ氷は?
氷 かたさ
でググってみたら案の定科学系の検索結果が出てきてみんな「硬さ」が使われていました。
ただ料理における氷の「かたさ」は凍らせる度合いをコントロールすることがありそう。特定の形につくることもあるし、氷の状態を作ってから砕く形で加工することがある。
あえてゆるめに固めたいみたいな場合は「時間や温度で固さをコントロールする」とかでいいのかな。水を固めているのだから。凝固って言うしね。いや違うかやっぱりやわらかさを無くすという意味で「硬さ」なのか。
砕けるかどうかを表現するときは「堅さ」か「硬さ」か迷う。あれ?
参考記事ありました。
https://leaders-action.com/manabi/9777/
「かたい氷」→「固い」「堅い」
なるほどどちらも正解だそうです。目的によると。
まあそもそも私は氷のかたさをコントロールしようとしたことすらないけど、なんだか気になったので調べてみました。
上記の記事の説明はわかりやすかったです。
- 固いは…形が変わらない様子
- 堅いは…質がしまって壊れにくい
ふむふむ。
卵の「かたさ」はコンプリート?
卵なんかは目的によって3種類のかたさを自然に適用できそうです。
- 固さ…例:この茹で卵の固さだと…
- 硬さ…例:硬そうだけど殻も食べられないかなー
- 堅さ…例:卵の堅さでは運搬で割れてしまわないか心配
まあほとんどは調理操作の1.しか使わないか。あと我ながら2.の例はおかしい。
あれ、でも3.の割れることについてはどっちが適切なんだろう?もろさの反対だとすると堅さと思ったけど、なんだか硬さでもよさそうな気もしてくる。料理においてあんまり堅さっていうの使わないからかな?いやたぶん合ってる。
あとポーチドエッグや目玉焼きで黄身の膜を崩してしまわないか、とかの場合は3.?もろさの話だから。「この堅さならさわっても破れないから大丈夫です」とか。いややっぱり結局は卵の凝固具合次第だし「固さ」を使うほうが適切か。いやでもここしかないとばかりに「堅さ」をチョイスしたいかも。
…そろそろどうでもよくなってきた。
料理全体の「かたさ」はどうする?
最後に料理そのもの、というか全体を表現する場合。
これは感覚的に「硬さ」でいい気がします。歯で噛んだとき基準なら柔らかさなので。
で、例外的にペースト食などの場合は「固さ」になる。ゼリー状に固める調理操作をするし、歯で噛むことは考えなくていい。
だいたいわかってきたし飽きてきたのでおしまい。間違い等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。
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