ボウリングにハマっていますが、大会には興味を持てない理由5つ

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アプローチから見たボウリングレーン。

ボウリングを趣味として本格的にやっている方は大会に出るのが基本のようです。

一人ボウリングをしているとけっこうおじさんやおじいさんに話しかけられます。1か月半の間に、覚えている範囲で3人でした。教え魔というわけではないですが、雑談的に「試合だと…」とか「大会の場合…」とか話されました。マイボウラーにとって大会や試合はボウリングの中心のようです。

実際ボウリング上達に関する情報を調べていると「うまくなくてもできるだけはやく大会に出るべし」というのがたくさん見受けられました。練習と試合は違うので試合経験を積むことで本当の上達につながるようです。これは確かに納得できます。

ただ私はスコアを上げたい一方で本当の意味での上達を目指しているわけではありません。

この記事では大会に興味を持てない理由を5つ挙げてみます。

目次

1.メンタルが弱いままで遊びたい

ボウリングは「メンタルのスポーツ」とよく言われるようです。だから大会等に出てそれを鍛える、場慣れするというのが大事なのでしょう。でも私はメンタルを鍛えるつもりはぜんぜんありません。メンタル激弱のままでどう楽しむか、というスタイルです。

1投目はど真ん中からしか投げないのもその一つです。斜めからだとちょっとした周囲の影響でコントロールを大きくミスることに気づきました。そして隣がいるときといない時で失投率が大きく変わる傾向があります。どうも周囲に人がいると集中力を維持できないようです。

アベレージ190近くいったり、安定して170以上のゲームができる日は大抵両どなりがいません。ところが周囲に人がいるとがた落ちして120~130点のゲームを出したりします。1本残りを凡ミスしまくるのは隣がいる日ばかりです。タイミングをはかっていて焦って投げたりが多いですし、単に視界に誰かがいると集中力が2割くらいはもっていかれます。その結果30ゲーム単位とかにするとアベ170くらいです。ちなみにガラガラの時間帯だけを選んで集計したらアベ180台でした。

こういう人間なので大会なんてもってのほかです。ちなみにもっと上手くなったとしても罰ゲームに感じます。というか優勝できるくらいのアベレージになったらある意味もっと罰ゲームです。とにかく注目されたくないです。

大会のアベレージが実力というのは納得できる

雑談等をしていると大会のアベレージが本当の実力らしいです。ハイスコアも大会でないと意味がないようです。メンタル激弱にとってこれらは本当に納得できます。

ファールの存在も大きいと思います。普段からファールは気をつけようと思っていますが、遊びだと「あっ微妙」と思ってもスコアは普通につけてもらえちゃうので気楽なものです。「絶対ファールできない。ファールならゼロ。」と思ったらまともに投げられる気がしません。

2.ハンデ戦がしっくりこない

ローカルの大会やトーナメントというのはハンデをつけるのが基本みたいです。よく行くボウリング場の掲示など見ている限りでは。

みんな同じくらいの点数結果になるように調整したら競って面白そうということなのかもしれませんが、逆に面白さを感じないです。私はハンデをもらって勝ってもうれしくないです(そもそもハンデ戦は優勝とかを目指すものではなさそうですが)。また運だけで勝ちが続いてしまってもハンデは減ってしまうでしょう。

おそらく人数的にいろんなレベルの人を集めないと成立しないのでしょうし、レベルが違う人同士でも交流できるというメリットはあるのでしょう。なのでハンデ戦は多くの人やボウリング場にとってよい方法だと思います。

ただ個人的にハンデ戦が好きではないだけです。もっとも私のハンデ嫌いは将棋に端を発しています。将棋のハンデは「駒落ち」という方法でつけます。駒落ちとはあらかじめ上位者の戦力である駒が削られた状態からスタートします。サッカーなどのスポーツで言うとエースが2人抜けさせられて9人VS11人とかになるイメージです。

将棋道場では二級~五段までなど幅広いレベルの人がトーナメントする際にこうしていました。自分が上手でも下手でも勝敗になんの感慨もありませんでした。なんだか別物のゲームをやっているようだったからです。まあ将棋の場合「定跡」という確立されたパターンがあり、駒落ち戦にはそれ用の定跡があるのがその理由の一つです。

一方ボウリングの場合は各自がやることはまったく変わらないので、ハンデもまったく問題なく機能するのだろうと思います。ただ私のような「ハンデ戦アレルギー(ハンデ戦だとなんの感情も持てなくなる)」を発症している人間にとってはハンデ戦というだけで興味がゼロに近くなります。

3.普通のゲームより高い

大会やトーナメントは費用が少し高いです。通常料金にプラスアルファくらい。ボウリングは通常料金でも高いですがそれよりもさらに乗せないといけません。

もちろんみんなで楽しんだり試合の緊張感を味わいたい人にはそれだけの価値があるのだと思います。一人大好き自己満足人間には無縁の世界です。

一人ボウリングをはじめてから割引の多さに気づき「どうやって収支を安定させているんだろう?」という疑問がありました。つまり通常料金をもとに収支設計しているとしたら割引分をどこで回収するのだろう?ということです。でもボウリング場の壁にたくさん貼ってある案内をみていたら納得できました。

早朝ボウルやパック料金で練習しているマイボウラーはみんな大会や毎週のトーナメントに出ていて、そちらの参加料で回収しているのかもしれないと。もっとも運営費やプロを呼んだりする費用もあるでしょうから、そこまで店側の利益が大きいかはわかりません。

私のように割引でしかやらず大会等には出ない人はあまりいいお客さんではなさそうです。

4.ボウリング仲間はいらない

一人ボウリングに仲間はいりません。大会やトーナメントはおそらくコミュニティづくりやコミュニケーションの手段なのだと思います。

私の場合ボウリング場に知り合いが増えたら面倒くさいです。ゲリラ的なその場限りの雑談とかなら好きなのですが。

5.ハウスボールだと出られないものが多い

最後になりましたが一番の理由がこれです。

ちょっと調べたところハウスボールでは出られない大会やトーナメントばかりです。そのボウリング場のローカル大会とかなら「ハウスボールの方も可」を発見できましたが、公式っぽいやつは絶対無理です。

マイボールは作る気がないので参加検討の余地もなかったです。

というか今考えるとハウスボールで遊んでいる人になぜ大会や試合を前提にしたお話をしてくれる人がいるのかはわかりません。「いずれマイボールを作って大会やリーグに参加してみたら」というさりげないおすすめだったのかもしれません。

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