ペティナイフというと料理にこだわる人が使うイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
この記事ではペティナイフを毎日メインで使うという活用方法をご紹介しています。
実際私は普段ほぼすべてペティナイフで料理をしています。1人暮らしということもありますが、仮に5人家族分でも同じようにペティナイフをメインで使う可能性もあります。
なぜそれほどペティナイフを愛用するのか、便利なのかみていきましょう。
一般的なペティナイフのイメージと使い方
ペティナイフは両刃の洋包丁で刃渡り12㎝くらいのものが多いです。
コンパクトなので狭いキッチンや小さいまな板とも相性がいいです。
一応一般的なイメージを書いておきます。
- フルーツの皮むきなど専用
- ちょっとしたアウトドア用
- 1人暮らしでごく少量しか作らない
- メインの包丁に対してサブ的な役割をする包丁
- 細かい作業専用の包丁
これらの使い方ももちろん良いですが、実はペティは家庭用としてピッタリの一本です。それ一本で何でもできる、むしろ主役の一本というのが私の考えです。
小さい(短い・軽い)ゆえの利点
ペティナイフには短く軽いゆえの利点がたくさんあります。
- 収納スペース、使用スペースをとらない
- 特に皮むきがしやすい
- 細かい作業がしやすい、小さい魚(アジやサバ)が捌きやすい
- その他全体的にコントロールしやすい、ぶつかりにくい
- 洗うのがラク
- 研ぐのがラク
- 価格が割安→経済的、そのぶん質のいい包丁が入手できる
逆にペティナイフが苦手なこと、できないこと
ペティナイフが苦手なことは以下です。
- 大量、大きいもの、硬いもの
- 刻み物などは慣れていないと刃の高さがないのでやりにくい(でも慣れればまったく問題ない)
家庭で一番出てくるパターン、普通に野菜をカットするという時もペティナイフで十分です。せん切りや輪切り、乱切り何でもできます。最初は刃の短さに違和感があるかもしれませんが使っているうちに必ず慣れます。アジやサバなどの魚もペティナイフで捌けますし出刃よりラクです。キャベツ丸ごともペティナイフで十分可能です(コツがあります)。
このように家で使うとなるとメリットがありすぎる上、デメリットはほぼ発生しません。なので私の場合家ではほとんどペティナイフしか使っていません。
使っていて思うのは「包丁を持っている」「包丁を使っている」という感じがしないことです。わかりにくい例えかもしれませんが、牛刀が毛筆ならペティナイフはボールペンという感じです。それくらい手軽さに違いがあります。
現代社会に合っている
個人的には三徳包丁がメインの時代からペティナイフがメインの時代になってもいいと思っています。
というのは昔は大家族も多く、丸ごと加工されていない食材も多かったので、家での料理がそれなりの大仕事でした。それが現代では家族も2~4人くらいが多くなり、基本的に家で大量の食材をさばいていくような機会はなくなりました。
プロがなぜ大きな包丁を使うかというと、ほとんどの理由は食材が大きい、そして大量だからです。
でも家庭ではこの条件に当てはまる場面はほぼありません。
牛刀や万能包丁だけでなく、ペティナイフをメインの一本にするということもぜひ検討してみてください。
おすすめの人、おすすめの使い方
ペティナイフがおすすめの人です。
- 作る量が少ない
- 安くて質のいい一本が欲しい(同じメーカーやブランドでも牛刀より小さい分だけ安く買える)
- 使用中の持ち替え・洗浄・収納・手入れなどで効率を重視したい
- 皮むきに慣れていない(万能包丁などよりやりやすいです)
- 刻みモノには慣れている(刃の高さがないので慣れていないと怖く感じるかもしれません)
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