以前書いたこちらの記事の続きです。
この記事ではホームラン的中率を上げるためにやったことをまとめました。野球素人なので理論的には間違っていたり見当違いだったりするかもしれません。また目的として野球やバッティングの向上は全く目指していません。
あくまで的に当てたい自分流メモです。
球速は遅い方がいい?打席の位置は正面?
ホームランの的に当てるなら、球速は遅ければ遅いほどいいです。
球はそこそこ速い方が反動でいい当たりが出る、というのは体感的にあります。100キロと80キロなら、100キロのほうが速い打球が出やすいです。実際この2つの球速で記録を取ると”ヒット”エリアへは同じくらいの確率で打てます。100kmのほうが直線的に向かってくるので高さの目測を誤りにくいですし。
※先の記事の画像再びです。勝手にエリア分け。
ただしっかり狙った感を持ちつつ”長打”エリアに打ちやすいのは80キロです。
また遅ければ遅いほど疲れにくいので、できるだけ遅い方を選んでいます。いつもだいたい6ゲームくらいはやるので、速い球だと疲れます。疲れるとゴロが多くなります。あとはたいてい遅い球のほうが1ゲーム当たりの球数が多くてお得というのも大きいです。
打席の位置はできるだけ的の正面が打ちやすいです。でも大抵どこも中央は速球の打席に占領されているので、スローボールは右寄りか左寄りになってしまいます。
その場合私はどちらかというと左寄り(やや右方向へ打つ)が好きです。※右打ちです。理由は引っ張るよりも振り遅れるくらいのほうが、一定の方向に「当てるだけ」がやりやすいからです。弱めのライナーやフライがホームラン付近によく飛びます。
自分が無理なく打てる球速の範囲を知る(例:80~100キロ)→打ちたい方向にちょうどホームランの的がある打席を選ぶ、という感じがいいのかなと思います。
ホームランに当てる上での基本事項
先の記事で書いたバッティングセンターホームランの特徴再びです。
- 高さ(ボールを上げる角度)が極めて限定的
- 左右の方向も極めて限定的
- 打球はどんなに弱くてもいい
以下これらをどう意識したかのメモです。
アッパースイングでボールの下を打つ
高校野球っぽい感じにたたきつけるのではなく、やや上に向かって振るようにしました。バッティングセンターでホームランを狙うという目的を達成するためには絶対に上に打たなければなりません。
「打ち上げるくらいなら叩きつけたほうがヒットになるかもしれない」は一切不要。むしろゴロや低めのライナーを打つくらいならどんなにしょぼく打ち上げようがフライのほうがいい。
ちなみにビデオ撮影したわけでも経験者に見てもらったわけでもないので実際フォームがどうなっているかはよくわかりません。
でもとにかく上に向かってバットを出すイメージ(たぶん実際には地面と平行くらい?)にしたほうがホームランの角度で上がりやすくなりました。
あとはボールの下を打つイメージにしています。まあ実際にはそこまで緻密に狙えないので、前球の結果で修正していることが多いです。
今ゴロになったらから次は見た目よりもうちょい下を振ろう。打ち上げ過ぎたらもうちょい上を狙おう、という感じです。特にゴロを打ってしまった後は意識して下を打つようにしています。連続でゴロはダメ絶対。
一定の方向に打つ
左右の方向調整です。マシンなので毎回同じタイミングで当てるように調整していきます。
単純に「今右に飛んだから少しだけ前ではやめに当てよう」「左に飛んだからちょっと遅らせよう」みたいな感じです。ホームランの的は打球方向1.7度以内に調整できた時しか当たらないので大事です。もっとも機械とはいえインコースに来たりアウトコース気味にきたりとブレはあるのでそう単純でもない気がしますが。
ちなみに球速ごとに方向を固定しようとして日によってへんなクセ(遅い球は流し打ち、速い球は引っ張る)がついたりしますが問題ありません。
草野球でもやっていたらクセがついて問題でしょうが、バッティングセンターしかやらないのでまったく問題ありません。
強い打球はいらない
いくら強い当たりでも角度と方向が違えば意味がありません。ですので強い打球を打つということは無視です。
ざっくりいうと足はあまり上げずに、打つ瞬間にバットを握りこむ。この二つだけやって、力はほとんど使わない感じです。それでもフォロースルーを大きめにしっかりするとそれなりに飛ぶ気がしています。
それよりもとにかくボールをしっかり見る。しっかり見れないようなら無駄な力みがあるのでダメ、と思っています。
ただし疲れてきたら足は意識して上げています。そうしないと当たっても上に飛ばないことがわかってきました。
その他ホームラン確率を上げるヒント
以下自分用メモです。素人の私の意見なので読者の参考になるかはわかりません。
最初の1~2球は見逃す
その日の最初のプレイでは初球(日によっては2球)を見逃すようにしています。同日内でも球速を変えた場合は同じく見逃します。あとは調子が悪くなったり疲れたとき。
見逃しは「たくさんバットに当てて遊びたい」という目的ならもったいないですが、それによってしっかり打てるようになるならもったいなくないです。
なぜ見逃すようにしたかというと、最初の頃そもそもボールがぜんぜん見えてないなと思ったからです(このころは空振りもしていました)。特に遅いボールは極端に言うと山なりに飛んでくるので軌道が読めないと難しいです。
なお見逃すときはちゃんとホームベースを通過していく様子を見るようにしています。
最初からバットを振ったりボールに当てたりすると軌道が視界から切れてしまいます。すると結局軌道全体がよくわからないままになってしまいます。一度自分の前を完全に通過していく様を見ることで予測と調整がしやすくなるのではないか、ということです。
最初だけでなく調子が悪くなって来たら随時見逃しを挟みます。だいたい調子が悪くなってきた場合は原因として疲れもあるので休息もできてちょうどいいです。
ちなみにバントを挟んでみたこともありますがあまり意味はありませんでした。
見逃しをはじめたのは、以前プロの逸話か何かで読んだことがあったからです。「見逃し三振でいいから一回も振らずに見てこい」みたいな話だった気がします。
高い球はバットを高めに、低い球はバットを低めに出す
たぶん運動神経が悪い人(私)ほど自分の手足をイメージした位置に動かせていないです。通い始めてしばらく経ってから気づいた傾向です。
- 高めに来た球に対してはバットが低く出てしまう →打ち上げてしまう。
- 低めに来た球はその反対 →完全なゴロ。
対策として高めの球にはより高くバットを出し、低めの球にはより低くバットを出すようにしました。するとちょうどよくライナーを打ち返せるようになりました。
でも意識してやっているとけっこう当たり前にできるようになり、今度は反対に高めをゴロにしてしまったり低めを打ち上げすぎたりする日もでるようになりました。
ので…常にこう意識することが果たして良いことなのかはなぞです。とにかく最初の頃の自分はそうやっていました、という話。
球は低めに設定する
先の項とかぶりますが球は低めがいいです。高低のボタンは必ず低を押す。記録を取っても低めのほうがいい成績でした。
慣れれば高めもいいのではないかと思い、高めだけをずっとやり続けたこともありましたが成績は普段よりも悪くなりました。慣れてもだめなようです。というか同じ慣れるなら低めのほうがいい。高めは高めで目線と体が慣れれば強め高めのライナーになりやすいですが方向や角度を”狙う”のが難しいです。
固め打ちを狙う
記録を取っていて気づきましたが、ホームランが出る日というのは数字上明らかに成績が良いです。さらにゲーム単位でもそうです。
具体的には長打エリアに飛んでいる数が多いです。
というわけで以下を意識しています。
- ”長打”が多く出ているゲームではより集中して取り組む
- ”長打”が多く出ている日はゲーム数を増やす
この結果1日2ホームラン(11ゲームもやりましたが)も達成することができました。
逆に調子が悪い打席は集中してもほぼ無理なので、タイミングの調整や新しい打ち方を試すなど自由に使っています。また調子が悪い日ははやめに切り上げます。
その他定期的に思い出していることリスト
なぜかぜんぜん打てないときに思い出しているリストです。毎回記録を取りながら試したり思ったりしたことをメモしていたら増えました。自分が見返すためにここにメモします。
- バットは軽く握って、打つ瞬間だけ強く握る…打つ前は究極の脱力と効率化、ポイントで力を込める。
- バットは体から離して上に立てるかキャッチャー側に寝かせ気味で構える…効率的に最短距離で出すイメージ
- ときには当てるだけにする…バットは半分振っているような寝かせ気味で待つ
- バットの芯はどこか意識する…先端や根元に当たらないように調整 ※特にインコース、アウトコース
- フォロースルーは大きめにしてみる…力を入れる代わりに
- ボールの下を打つ意識…ただし強く打つ時 ※ポンと弱く当てるだけなら下を意識しないでもよい
- 顎を引く…首をかしげる(ホームベース側に傾ける)ようなイメージにするとボールが見やすい時がある
- 体重移動は上から下ではなく下から上(前)のイメージ…バットは上から振り下ろさない
- 手が痛くなったら握り方に偏りがあるので修正…痛くなっていない部分で強く握る
- 連続ゴロはダメ絶対…こまめにバットの高さのずれを調整する 連続フライはOK
- デフォルトで高いと感じたときは低めボタン
- 見逃しで軌道を思い出すこと
- 速球を挟んでから遅い球をやる…目を慣れさせてから打つとノックのように打てる、ワンテンポ遅らせる余裕のリズムを作る
- こまめに休憩は大事
- 調子がいい日、調子がいい打席では出る…調子を見極めて集中 ※出そうもないときは集中せず温存
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